仲間を大切にする心 - ルツの名言から学ぶ信仰の絆
(ルツ記 1:16-17)
しかしルツは言った。
「あなたを見捨て、あなたに背を向けて帰るなど
そんなひどいことをさせないでください。
あなたが行かれる所に私は行き
あなたがとどまる所に私はとどまります。
あなたの民は私の民
あなたの神は私の神です。
あなたが死なれる所で私は死に
そこに葬られたいのです。
死に別れでなく、私があなたと別れるならば
主が幾重にも私を罰してくださいますように。」
(ルツ記 1:16-17)『聖書 聖書協会共同訳』より引用
ルツ記に記されたルツの言葉には、仲間の大切さが深く表れています。「あなたを見捨て、あなたに背を向けて帰るなど、そんなひどいことをさせないでください。」この言葉からは、真の友情と信頼が伝わってきます。彼女は、自身の選択を通して、信仰を持つ者同士の絆を強く感じています。
「あなたが行かれる所に私は行き、あなたがとどまる所に私はとどまります。」この言葉は、共に歩むことの重要性を示しています。私たちも、仲間と共にいることで、信仰の力を強めあうことができます。神様がくださる愛と恵みをもって、互いを支え合うことが、私たちに求められているのです。
さらに「あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。」というルツの言葉は、信仰の共同体の一員であることを示しています。私たちは、一人ひとりが神の愛の中で結ばれ、互いに励まし合う存在です。信仰によって結びついた仲間は、困難な時こそ力を合わせ、一緒に神の導きを求めて生きることができます。
「あなたが死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。」この言葉は、ルツの決意を表しています。まさに信仰の絆が、死を超えた永遠の関係へと導くのです。ルツのように、私たちも信じる仲間と共に歩み、生涯をかけて神様に従いましょう。主が私たちを多大に祝福されますように。