毎日の宗教の名言

イスラエルの王なる主、万軍の主は、私たちに確固たる信頼を寄せるように告げています。「私は初めであり、終わりである。私のほかに神はいない」と。神は過去、現在、未来のすべてを見通しておられ、私たちに対しても完全な知識を持っています。彼は私たちを贖う方であり、誰が彼と同じ権威を持っているのか問いかけます。この問は、私たち自身に反省を促し、神の唯一性を再認識させます。

「恐れるな、おびえるな」と神は私たちに言います。過去の出来事や未来の不確かさにおいて、恐れはしばしば私たちを支配しますが、神は常に私たちの傍にいてくださるのです。彼は初めから私たちに聞かせ、告げてきた存在であり、私たち自身も神の証人であることを忘れてはいけません。彼の力と存在を認識することで、恐れから解放されていくのです。

この聖句は私たちに、神の存在について深く考えるように導きます。「私のほかに岩があろうか。私はそれを知らない」との言葉からも、神の確かさと堅固さが伝わります。私たちが信じるべき唯一の岩、それは神御自身なのです。全ての力と権威が彼に属していることを心に留め、毎日を神にゆだねて生きることが、私たちの信仰生活の基盤となります。