いのちのみことば - 永遠の価値を持つ聖句について
(ペトロの手紙一 1:22-25)
あなたがたは、真理に従うことによって、魂を清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになったのですから、清い心で深く愛し合いなさい。
あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生ける言葉によって新たに生まれたのです。
こう言われているからです。
「人は皆、草のようで
その栄えはみな草の花のようだ。
草は枯れ、花は散る。
しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」これこそ、あなたがたに福音として告げ知らされた言葉なのです。
(ペトロの手紙一 1:22-25)『聖書 聖書協会共同訳』より引用
私たちは、真理に従うことによって、心の中に清さを宿し、偽りのない兄弟愛を育むことができる存在です。この愛は、ただ表面的なものではなく、深く結びつき、互いに支え合いながら成長していくものです。聖書には、「清い心で深く愛し合いなさい」という教えが示されており、これは私たちが日々の生活の中で実践すべき重要な命令です。
私たちが新たに生まれたのは、朽ちる種からではなく、神の変わることのない生ける言葉によるのです。この言葉こそが、私たちの信仰の根本であり、私たちを支える力となります。神の言葉は時を越え、世代を超えて私たちの心に響き続け、私たちを導いてくれるものです。
「人は皆、草のようで、その栄えはみな草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」この名言は、私たちに人間の命の脆さと、神の言葉の永遠性を強く訴えかけます。人生の移ろいやすさに目を向けるとき、私たちが起こす行動や選ぶ言葉が、どれだけ価値のあるものであるかを考えます。
神の言葉を通じて、私たちは永遠に続く愛と真理の世界に目を向けることができます。そして、その言葉によって新しい命が与えられることを感謝し、日々の生活に活かしていくことが求められています。私たちが日々、精進し続けることで、弟兄姉妹とのより深い愛の関係を築くことができるでしょう。これこそが、真理に根ざした生き方であり、神の御心にかなう道なのです。