主の契約:神の驚くべき業と私たちの使命

(出エジプト記 34:10-14)

原文

すると主は言われた。「このとおり、私は契約を結ぼうとしている。私はあなたの民すべての前で驚くべき業を行う。それは、あらゆる地のいかなる国民の中でも行われたことのないものだ。あなたと共にいる民は皆、主の業を見るであろう。私があなたと共にあって行うことは恐るべきものである。

私が今日あなたに命じることを守りなさい。見よ、私はあなたの前からアモリ人、カナン人、ヘト人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人を追い出す。

あなたはよく注意して、入って行く地の住民と契約を結ばないようにしなさい。彼らがあなたの中にあって罠とならないためである。

あなたがたは彼らの祭壇を壊し、石柱を砕き、アシェラ像を切り倒さなければならない。

他の神にひれ伏してはならない。主はその名を妬みと言い、妬む神だからである。

出典

(出エジプト記 34:10-14)『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

主は私たちに向かって言われます。「このとおり、私は契約を結ぼうとしている。私が驚くべき業をあなたの前で行い、それは他の民族の中で行われたことがないことである。私があなたと共にいる時、あなたの民は私の業を見ることになる」と。これは出エジプト記に記されており、私たちにとって重要な教えです。

神は私たちに、その御声に従い、今日命じることを守るようにと求めています。何が求められているのか。この約束の地に入る際、私たちが注意すべきことの一つは、他の民と契約を結んではならないということです。彼らとの関わりは罠となり、私たちを神から引き離す危険性があります。従って、私たちは祭壇を壊し、悪しき偶像を打ち砕く使命があるのです。

さらに、主は「他の神にひれ伏してはならない」と強く警告されます。その名は妬みであり、私たちの心をただ一つの真実の神に向けるように求めています。この警告を忘れずに、私たちは神の御業を目にし、主との契約を守り続けなければなりません。

聖書は、私たちに神の驚くべき業を信じ、その中に歩むように教えています。私たちが信仰をもってこの約束の言葉に従うならば、神は必ず私たちの生活の中で働いてくださるでしょう。主の恵みが私たちに豊かに注がれ、神の意志が成就するように、日々祈り続け、導きを仰ぎましょう。

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