主の契約:神の約束と慈しみを思い起こす聖句

(歴代誌下 6:12-17)

原文

彼は主の祭壇の前に立ち、イスラエルの全会衆に向かい、両手を広げた。

ソロモンは長さ五アンマ、幅五アンマ、高さ三アンマの青銅の台を造り、庭の中央に置いていたので、その上に立ち、イスラエルの全会衆に向かってひざまずき、天に向かって両手を広げ、

祈った。「イスラエルの神、主よ。天にも地にもあなたのような神はおられません。あなたは心を尽くして御前を歩む僕たちに契約と慈しみを守られる方です。

あなたはあなたの僕、父ダビデに約束されたことを守られました。あなたはその口をもって約束されたことを、今日このとおり、その手をもって成し遂げられました。

そこで今、イスラエルの神、主よ。あなたの僕、父ダビデに約束されたことをお守りください。あなたはこう仰せになりました。『あなたが私の前を歩んだように、あなたの子孫もその道を守り、私の律法に従って歩みさえすれば、イスラエルの王座に着く者が私の前から絶えることはない。』

今、イスラエルの神、主よ。あなたの僕ダビデに約束されたことが確かに実現されますように。

出典

(歴代誌下 6:12-17)『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

イスラエルの神、主よ。あなたは天にも地にもいない唯一の神です。私たちはあなたの前にひざまずき、心を尽くしてあなたを賛美します。あなたの愛と慈しみは永遠に変わることがありません。あなたがダビデに約束されたことを今日も守り続けていることを、私たちは感謝します。

「あなたの僕、父ダビデに約束されたことをお守りください」と私たちも祈ります。心を尽くしてあなたの前を歩む者として、あなたの御言葉と律法を守り、あなたの名を讃える者とされていることに、感謝の念を禁じ得ません。あなたの約束は曲げられることがなく、その手によってひとたび約束されたことは必ず成就します。

主が仰せられたように、「イスラエルの王座に着く者が、私の前から絶えることはない」との言葉には、私たちに対する神の愛が込められています。どうか、私たち一人ひとりがその約束を胸に刻み、あなたの導きを信じ、歩み続けることができますように。あなたに全幅の信頼を寄せ、たとえ困難な状況に直面しても、希望を持ってあなたの道を進むことを誓います。

天にいます私たちの父よ、あなたの慈しみ深い手が、私たちにも及びますように。常にあなたの御心を求め、あなたの名をもって生きる者とされますよう、私たちを導いてください。このように祈ります。アーメン。

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