神を知る - 命のパンであるイエスの言葉

(ヨハネによる福音書 6:34-40)

原文

そこで、彼らが、「主よ、そのパンをいつも私たちにください」と言うと、

イエスは言われた。「私が命のパンである。私のもとに来る者は決して飢えることがなく、私を信じる者は決して渇くことがない。

しかし、前にも言ったように、あなたがたは私を見ているのに、信じない。

父が私にお与えになる人は皆、私のもとに来る。私のもとに来る人を、私は決して追い出さない。

私が天から降って来たのは、自分の意志を行うためではなく、私をお遣わしになった方の御心を行うためである。

私をお遣わしになった方の御心とは、私に与えてくださった人を、私が一人も失うことなく、終わりの日に復活させることである。

私の父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、私がその人を終わりの日に復活させることだからである。」

出典

(ヨハネによる福音書 6:34-40)『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

私たちが日々の生活において本当に必要なものは何でしょうか。それは、心の飢えを満たすための神の言葉です。イエス・キリストは「私が命のパンである」と宣言されました。私のもとに来る者は決して飢えず、私を信じる者は決して渇くことがないと教えています。この真実は私たちの信仰の基盤です。

しかし、私たちはしばしば目の前の現実にとらわれ、信じるべきものを見失ってしまうことがあります。イエスは、父が与えた人々を決して追い出さないと保証されています。私たちが神に向かうとき、その道はいつも開かれています。たとえ多くの疑念や不安が襲っても、主は私たち一人一人を大切にし、私たちがどれだけ失われた者であっても、必ず受け入れてくださるのです。

イエスが天から降って来たのは、ただ自らの意思を行うためではありませんでした。彼は私たちのために、神の御心を行うために送り出されたのです。それは、与えられた者を一人も失うことなく復活させること。すべての信じる者が永遠の命を得ることが、父の御心であると教えています。

心に留めたいのは、神の贈り物、すなわち永遠の命はすでにイエスを信じることで与えられているということです。私たちがこの聖句を心に刻み、日々その恵みを味わうことができますよう祈ります。イエスの言葉を通して、真の命の源を見つけ、信仰の道を一歩一歩進んでいきましょう。

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