感謝の心とキリストにあって歩む生き方 - コロサイの手紙より
(コロサイの信徒への手紙 2:6-8)
あなたがたは、このように、主キリスト・イエスを受け入れたのですから、キリストにあって歩みなさい。
キリストの内に根を下ろし、その上に建てられ、教えられたとおり信仰によって強められ、溢れるばかりに感謝しなさい。
空しいだまし事の哲学によって、人のとりこにされないように気をつけなさい。それは、人間の言い伝えに基づくもの、この世のもろもろの霊力に基づくものであり、キリストに基づくものではありません。
(コロサイの信徒への手紙 2:6-8)『聖書 聖書協会共同訳』より引用
私たちがキリスト・イエスを受け入れたなら、そこから始まる歩みがあります。「キリストにあって歩みなさい」という御言葉は、私たちの信仰生活の道しるべです。キリストの内に根を下ろし、彼に基づいて立つことは、私たちの信仰を強め、日々の生活において感謝の心を忘れないように導いてくれます。教えられた通りに歩む中で、私たちの心は溢れる感謝で満たされることでしょう。
しかし、この道のりには注意が必要です。空しいだまし事の哲学に惑わされることのないよう、心して求めるべきはキリストに基づく真理です。それはこの世の言い伝えや霊力に依存するものではなく、永遠の命をもたらす真理です。私たちが真に歩むべき道は、イエス・キリストという基礎の上に築かれています。
信仰をもって強められ、感謝する心を持ち続けることは、神に喜ばれる生き方です。私たちは他者と共にこの感謝を分かち合い、キリストに向かって一緒に歩むことが求められています。感謝の心を持ち、彼の教えに従い、日々の生活においてその光を輝かせる存在となることを神は望んでおられます。