ただ一つの目標-信仰の深淵に寄せて

(詩編 42:2-12)

原文

鹿が涸れ谷で水をあえぎ求めるように

神よ、私の魂はあなたをあえぎ求める。

神に、生ける神に私の魂は渇く。

いつ御前に出て、神の御顔を仰げるのか。

昼も夜も、私は涙を食物とする。

人は日夜私に言う

「あなたの神はどこにいるのか」と。

私は祭りに集う人の群れと共に進み

喜びと感謝の声の中、彼らを神の家へと導いた。

それらを思い起こして、私の魂を注ぎ出す。

私の魂よ

なぜ打ち沈むのか、なぜ呻くのか。

神を待ち望め。

私はなお、神をほめたたえる

「御顔こそ、わが救い」と。

わが神よ。

私の内で魂は打ち沈み、あなたを思い起こす

ヨルダンの地から、ヘルモンとミザルの山から。

あなたの激流のとどろきに答えて

深淵は深淵を呼び込み

砕け散るあなたの波頭は私を越えて行く。

昼に、主は命じて慈しみを私に送り

夜には、主の歌が私と共にある

わが生ける神への祈りが。

わが岩なる神にこう祈ろう。

「なぜ、私をお忘れになったのか。

なぜ、私は敵の虐げの中を嘆きながら歩くのか」と。

私を苦しめる者は私の骨という骨を砕き

日夜、私を嘲って言う

「あなたの神はどこにいるのか」と。

私の魂よ

なぜ打ち沈むのか、なぜ呻くのか。

神を待ち望め。

私はなお、神をほめたたえる

「御顔こそ、わが救い」と。

わが神よ。

出典

(詩編 42:2-12) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

神よ、私の魂はあなたをあえぎ求めています。この思いは、涸れ谷を求めて水を渇望する鹿のようです。生ける神に渇く私の心、いつあなたの御前に出て御顔を仰ぎ見ることができるのでしょうか。昼も夜も涙を食物とし、私の内には深い悲しみがあります。人々は私に言います。「あなたの神はどこにいるのか」と。

祭りに集う人々の中で私は喜びと感謝の声を共にし、神の家に向かいました。その瞬間を思い出すたび、私の魂は喜びと謝意に溢れます。しかし同時に、打ち沈む魂よ、なぜ呻くのですか。神を信じ、待ち望むことを忘れないでください。

いかに深淵が深淵を呼び、あなたの激流のとどろきが私の心を命ずるか。このように、昼に主は慈しみを命じ、夜には主の歌が私と共にあるのです。私の祈りは生ける神に届きます。「なぜ私をお忘れになったのか。なぜ敵の中で嘆くことを強いられるのか」と。

苦しみが私を押しつぶす時、嘲りの声が響く中でも、私はなお神をほめたたえます。「御顔こそ、わが救い」と。心の奥底で、私の内なる声はあなたに向かっています。どんな逆境においても、神に目を向け、信じ続けることが私たちの力なのです。

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