初めと終わり-恐れを超える神の約束

(イザヤ書 51:11-16)

原文

主に贖い出された者たちが帰って来る。

歓声を上げながらシオンに入る。

その頭上にとこしえの喜びを戴きつつ。

喜びと楽しみが彼らに追いつき

悲しみと呻きは逃げ去る。

私、この私が、あなたがたを慰める者。

あなたは何者か。

死ぬべき人、草のごとく造られた人の子を

恐れるとは。

あなたは、自分を造り

天を広げ、地の基を据えられた主を忘れ

日夜、絶え間なく、虐げる者の憤りを恐れている。

まるで彼が滅ぼすことに決まっているかのようだ。

しかし、虐げる者の怒りはどこにあるのか。

身をかがめている囚人は速やかに解き放たれ

死んで穴に下ることがなく

パンに不自由することもない。

私は主、あなたの神

海をかき立て、波を騒がせる者。

その名は万軍の主。

私はあなたの口に私の言葉を入れ

私の手の陰にあなたを隠し

天を広げ、地の基を据え

シオンに、「あなたはわが民」と言う。

出典

(イザヤ書 51:11-16) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

聖書の言葉には、私たちが困難に直面したときの慰めと希望が満ちています。イザヤ書51章11節から16節にかけて、主は私たちに強いメッセージを送っています。「歓声を上げながらシオンに入る者たちが、頭上にとこしえの喜びを戴く」との約束が、心に新たな力を与えます。私たちの人生には、悲しみや苦しみが襲いかかる時がありますが、主はその中で私たちを慰め、導いてくださいます。

私たちは時に、自らの弱さや恐れに囚われてしまいます。「あなたは何者か。死ぬべき人」との問は、自身の限界を見つめ直す良い機会です。しかし、忘れてはいけないのは、私たちを造られた主が存在することです。天を広げ、地の基を据えた神は決して私たちを見捨てることはありません。むしろ、主は私たちの口に言葉を与え、私たちを手の影に隠し、常に共にいてくださいます。

この聖句の中で、「虐げる者の怒りはどこにあるのか」という問いかけがあります。それは、私たちが何に恐れ、何を重んじているのかを考えさせます。私たちの力や知恵で対処できない問題に直面したとき、主を信じることで、私たちの心は静まります。主は「私はあなたの神」と言われ、私たちを滋養し、力づけてくださいます。

私たちの信仰の歩みの中で、主への信頼がどれほど大切かを再認識するのです。歓喜の中でシオンに帰る日を待ち望みながら、神の愛と信頼に満ちた生活を送ることを心掛けたいと思います。だからこそ、主を信じ、希望を持ち続けることが私たちの人生を変える鍵となるのです。神の結末の約束を心に留め、喜びの中を歩み続けましょう。

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