地上に平和をもたらすキリストの福音
(エフェソの信徒への手紙 2:11-17)
だから、心に留めておきなさい。あなたがたは以前は肉において異邦人であり、いわゆる手による割礼を身に受けている人々からは、割礼のない者と呼ばれていました。
その時、あなたがたはキリストなしに生き、イスラエルの国籍とは無縁で、約束の契約についてはよそ者で、世にあって希望を持たず、神もなく生きていました。
しかし、以前はそのように遠く離れていたあなたがたは、今、キリスト・イエスにあって、キリストの血によって近い者となりました。
キリストは、私たちの平和であり、二つのものを一つにし、ご自分の肉によって敵意という隔ての壁を取り壊し、
数々の規則から成る戒めの律法を無効とされました。こうしてキリストは、ご自分において二つのものを一人の新しい人に造り変えて、平和をもたらしてくださいました。
十字架を通して二つのものを一つの体として神と和解させ、十字架によって敵意を滅ぼしてくださったのです。
キリストは来られ、遠く離れているあなたがたにも、また近くにいる人々にも、平和の福音を告げ知らせてくださいました。
(エフェソの信徒への手紙 2:11-17) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
私たちは、かつて肉において異邦人であり、キリストを知らず、イスラエルの契約から遠く隔たっていました。希望も神も持たない時代を経て、イエス・キリストの血によって近づけられたのです。この経験は、私たちにとって新たな始まりを象徴しています。
キリストは、私たちの平和そのものであり、彼の肉を通じて、私たちの間に存在した敵意の壁を完全に取り除かれました。その力強い行為によって、私たちは一つの新しい人とされ、互いに結びつけられたコミュニティとして生きる道が示されたのです。
「主よ、私たちの心を平和で満たしてください」と日々祈りながら、キリストの教えを心に留めておくことが大切です。彼が教えた平和の福音は、遠く離れていた私たちをも神のもとに結びつけ、希望を与えます。
私たちは、今やキリストの贖いによって、神と和解し、新たな命を与えられたのです。十字架を通じて成就されたこの救いのメッセージは、私たちだけでなく、全ての人に広がるものであり、心を開き、平和を求める者にとって力強い励ましとなるでしょう。
この聖句は、私たちに神との近さ、そして他者との和解を促すものです。キリストの内に新しい希望を見出し、共に平和をもたらす存在として生きましょう。