アブラハムとアビメレクの物語から学ぶ聖句の教え
(創世記 20:1-6)
アブラハムはそこからネゲブの地に移って行き、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに滞在していたとき、
アブラハムは自分の妻サラのことを、「彼女は妹です」と言っていた。それでゲラルの王アビメレクは人を遣わしてサラを召し入れた。
するとその夜、神が夢の中でアビメレクのもとに来て言われた。「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬことになる。彼女は夫のある身なのだ。」
しかしアビメレクは彼女に近づいていなかったので言った。「主よ、あなたは正しい民でも殺されるのですか。
『彼女は妹です』と言ったのは、彼ではありませんか。また彼女自身も、『彼は兄です』と言いました。それで私は、正しい心と汚れのない手で、このことを行ったのです。」
すると神は夢の中で言われた。「私も、あなたが正しい心でこのことを行ったことを知っている。だから私も、あなたが私に対して罪を犯すことのないように引き止めて、彼女に触れさせなかったのだ。
(創世記 20:1-6) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
アブラハムの物語は、私たちに神の導きと保護について深く考えさせるものです。彼はカデシュとシュルの間に住み着き、ゲラルでの出来事に遭遇しました。アブラハムが自身の妻サラを「妹」と称したことから、ゲラルの王アビメレクはサラを召し入れることになります。ここに、信仰と真実の重要性が示されています。
神は夢を通じてアビメレクに語りかけました。「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬことになる。彼女は夫のある身なのだ。」この神の警告は、無邪気な心で行動することがどれほど危険であるかを示しており、真実を語ることの大切さを想起させます。アビメレクは無実であることを神に訴えますが、神は彼の正しい心を理解し、彼を守っていました。
この物語から学べる聖句の一つは、「主は正しい者を守り、悪しき者の手から救い出す」というメッセージです。私たちも日々の生活において、誠実さを保ち、真実を語ることを心がけるべきです。神は私たちの心を見ておられるのです。
聖書における名言は、私たちが直面する選択の中で神の知恵を求める手助けとなります。アブラハムとアビメレクの物語は、真実、正義、そして神の守りを通じて私たちに力を与えてくれるのです。この物語を通じて、私たちも神の導きに耳を傾け、正しい選択をするよう努めましょう。