モーセの歌:過去を振り返り、真の神を思い起こす聖句
(申命記 32:7-18)
昔の日々を思い出し、代々の歳月を顧みよ。
あなたの父に問えば、答えてくれる。
長老たちも、あなたに話してくれる。
いと高き方が相続地を諸国民に継がせ
人の子らを分けられたとき
イスラエルの人々の数に合わせて
それぞれの民の境を設けられた。
主の取り分はその民。
ヤコブがその相続分である。
主は荒れ野で、獣のほえる不毛の地で彼を見つけ
彼を抱き、いたわり
ご自分の瞳のように守られた。
鷲がその巣を揺り動かし
雛の上を舞い
羽を広げて雛を取り
翼に乗せて運ぶように
ただ主だけが彼を導き
異国の神は共にいなかった。
主は彼を高い所に登らせ
野の実りを食べさせ
岩から蜜を吸わせ
硬い岩から油を得させた。
牛の凝乳と羊の乳を
小羊と雄羊の脂身と共に
バシャンの雄牛と雄山羊を
最上の小麦と共に与えられた。
あなたはぶどうの果汁、泡立つ酒を飲んだ。
しかし、エシュルンは肥えると、足で蹴った。
あなたは肥え太り、かたくなになった。
自分を造った神を捨て
自分を救った岩を侮った。
他の神々のことで主の妬みを引き起こし
忌むべきもので主を怒らせた。
彼らは神でもない悪霊にいけにえを献げた。
それは、彼らの知らなかった神々
近頃現れ、先祖が畏れもしなかった
新しい神々である。
あなたは自分を生んだ岩を忘れ
自分に命を与えた神を忘れた。
(申命記 32:7-18) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
昔の日々を思い起こし、先人たちの教えに耳を傾けることは、私たちの信仰を豊かにします。あなたの父に聞けば、知恵の言葉が返ってきます。長老たちもまた、主がいかにして私たちの先祖を守り導いてくださったかを語ってくれるでしょう。いと高き方が境を設け、イスラエルの民を特別に選び、その相続分をヤコブに与えられたことを忘れずに思い起こしましょう。
主は荒れ野にいる時、私たちを見捨てることはありませんでした。彼は私たちを見つけ、抱きしめ、守ってくださりました。鷲が雛を運ぶように、神は私たちを愛し大切に導いてくださいました。私たちが豊かに育つ時、主は素晴らしい恵みを与えてくださいます。野の実りや蜜、乳や肉を与え、私たちを祝福してくださるのです。
しかし、私たちはその恵みを忘れ、足で蹴ることがあるのです。満ち足りた生活の中で、神を侮り、自分を造った方を見失ってしまうことがあります。他の神々を求め、主を妬ませてしまうことは、私たちの心に忌まわしい罪を持ち込むことになります。
聖書に記されているように、私たちは神を忘れず、常に身近に感じるべきです。日々の生活の中で、私たちを生んだ岩、大切な神を心から思い起こし、覚えていることがいかに重要であるかを認識しましょう。信仰を持って生きることは、真の神を思い起こすことから始まります。私たちの心に、神の愛と導きをいつも宿らせておきましょう。