神を知る—詩編54章の教え
(詩編 54:1-9)
指揮者によって。弦楽器で。マスキール。ダビデの詩。
ジフ人が来て、サウルに「ダビデが私たちのもとに隠れていないか」と言ったとき。
神よ、あなたの名によって私を救い
あなたの力によって私を裁いてください。
神よ、祈りを聞いてください。
この口の言葉に耳を傾けてください。
見知らぬ者が私に逆らって立ち
荒ぶる者が命を狙っています。
彼らは自分の前に神を置こうとしません。〔セラ
見よ、神はわが助け。
わが主は私の魂を支える人々の中におられる。
敵対する者に悪事を突き返してください。
あなたのまことによって彼らを絶やしてください。
私は喜んであなたにいけにえを献げます。
主よ、恵み深い御名に感謝します。
主はすべての苦難から私を助け出された。
私の目は敵を見据えます。
(詩編 54:1-9) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
ダビデは、見知らぬ者たちが迫り来る危険に直面したとき、神に助けを求めました。「神よ、あなたの名によって私を救い」と、その祈りの中には深い信頼が込められています。彼は、力強い神の存在に自らの希望を置き、困難な状況に立ち向かう姿勢を示しています。神は彼の祈りを聞き、声に耳を傾けてくださると信じていました。
「見よ、神はわが助け」と、ダビデは確固たる信念を持って宣言します。神が彼を支え、また、敵対する者から守ってくださることを確信しています。ダビデは、自らの力ではなく、神の力を頼りにし、その恵みに感謝するのです。彼は喜んでいけにえを献げ、「主よ、恵み深い御名に感謝します」と賛美します。
私たちも、試練の時にこの聖句を思い出しましょう。時には、周囲の圧力や不安に押しつぶされそうになることがありますが、その時こそ神に叫び、助けを求める時です。神は私たちの痛みを理解し、心を支えてくださるお方です。「あなたのまことによって彼らを絶やしてください」との祈りは、単なる敵を超えて、私たちの心の中の恐れや不安に対しても向けられています。
神を知るということは、私たちがどんな時においても信じ続け、感謝し続けることです。その信仰を持って、毎日を歩んでいきましょう。神はいつも私たちと共にいて、救い、力、そして支えを与えてくださいます。ダビデの詩から、私たちも新たな勇気を見つけることができるのです。