ヨベルの年に学ぶ人間の尊厳と神の愛
(レビ記 25:39-46)
もしあなたのそばで、あなたの同胞が貧しくなり、あなたに身売りをするなら、奴隷の仕事をさせてはならない。
雇い人か滞在者のように、あなたの下で共に住まわせ、あなたの下でヨベルの年まで働けるようにしなさい。
その年が来れば、彼もその子らも、あなたのもとから出て、自分の氏族のもとに帰り、先祖からの所有の地に帰ることができる。
彼らは、私がエジプトの地から導き出した私の奴隷である。彼らを奴隷売買にかけてはならない。
過酷に扱ってはならない。あなたの神を畏れなさい。
あなたが男女の奴隷として所有できるのは、あなたがたの周りにいる異邦人である。彼らからなら男奴隷や女奴隷を買うことができる。
またあなたがたのもとにとどまっている滞在者の子らも、あなたがたは買うことができる。またあなたがたの土地で生まれ、あなたがたのもとにいるその家族も、あなたがたの所有とすることができる。
彼らなら、後に続くあなたがたの子孫に引き継がせて所有させ、いつまでも働かせることができる。しかし、あなたがたの同胞であるイスラエルの人々の間では、互いを過酷に扱ってはならない。
(レビ記 25:39-46) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
聖書の中で、ヨベルの年という特別な年が紹介されています。この年には、全ての借金が解消され、奴隷は解放され、土地は元の所有者に戻されます。神は私たちに、互いに思いやりを持ち、尊厳を守るよう命じています。レビ記の教えによれば、もし貧しくなった同胞があなたに身売りする場合、彼を奴隷のように扱ってはなりません。彼を雇い人か滞在者のように扱い、共に生活することが求められています。
この教えは、私たちの社会における相互扶助の重要性を示しています。困っている人に手を差し伸べることは、単なる義務ではなく、神が私たちに与えた使命です。ヨベルの年になれば、彼は自由に帰ることができるのです。神は「彼らは私がエジプトから導き出した私の奴隷である」と語り、過酷に扱うことを禁じています。神を畏れ、彼の教えを守ることが私たちに求められるのです。
また、異邦人からは奴隷を所有することが許される一方で、イスラエルの同胞の間では互いに過酷に扱わないことが強調されています。これは、私たちが互いの人間性を尊重し、愛し合うための重要な教訓です。聖句は、神の愛が私たちにどうあるべきかを指し示しているのです。私たちは、日常の中でこの教えを実践することで、真の意味で互いに寄り添うことができるでしょう。