キリストを目指す一つの目標-聖書の言葉

(フィリピの信徒への手紙 3:12-17)

原文

私は、すでにそれを得たというわけではなく、すでに完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕らえようと努めているのです。自分がキリスト・イエスによって捕らえられているからです。

きょうだいたち、私自身はすでに捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、

キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。

だから、完全な者は誰でも、このように考えるべきです。しかし、あなたがたが何か別の考え方をしているなら、神はそのことも明らかにしてくださいます。

いずれにせよ、私たちは到達したところに基づいて進みましょう。

きょうだいたち、皆一緒に私に倣う者となりなさい。また、あなたがたと同じように、私たちを模範として歩んでいる人々に目を向けなさい。

出典

(フィリピの信徒への手紙 3:12-17) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

私たちが生きるこの世には、多くの目標や課題がありますが、最も大切な目標は、キリスト・イエスに従い、そのお方を知ることにあります。「私は、すでにそれを得たというわけではなく、すでに完全な者となっているわけでもありません」と語る言葉は、私たちにとっての謙虚さを示しています。私たちは完璧ではなく、その過程にいるのです。

信仰の旅路において私たちがすべきことは、後ろを振り返らず、前に進み続けることです。「後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ」との教えは、過去の失敗や挫折を追いこさえて、新たな希望とビジョンを持つことで、私たちの歩みを進めていくことを促します。

この世の作り出す様々な誘惑や挑戦に対し、私たちが見上げるべきは、神から与えられた「賞」、すなわちキリストにおける永遠の命です。その目標を目指し、心を一つにして走り続けることが、私たちの一つの使命です。

さらに、「完全な者は誰でも、このように考えるべきです」との言葉も、私たちに深い問いかけをし、神の御心に沿った生活を送るための指針となります。私たちがどのように考えるかに神の導きがあることを忘れずに、進んでいきましょう。

この道を共に歩む仲間たちに目を向け、互いに励まし合い、模範として成長することが大切です。「皆一緒に私に倣う者となりなさい」という言葉を胸に、キリストを目指して前進していきましょう。

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