自然の中で神をたたえる-聖書の言葉に学ぶ大切なメッセージ

(使徒言行録 17:22-29)

原文

パウロは、アレオパゴスの真ん中に立って言った。「アテネの皆さん、あなたがたがあらゆる点で信仰のあつい方であることを、私は認めます。

道を歩きながら、あなたがたが拝むいろいろなものを見ていると、『知られざる神に』と刻まれている祭壇さえ見つけたからです。それで、あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それを私はお知らせしましょう。

世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、人の手で造った神殿などにはお住みになりません。

また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と万物とを与えてくださるのは、この神だからです。

神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の全域に住まわせ、季節を定め、その居住地の境界をお決めになりました。

これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。実際、神は私たち一人一人から遠く離れてはおられません。

私たちは神の中に生き、動き、存在しているからです。皆さんのうちのある詩人たちも、『我らもその子孫である』と言っているとおりです。

私たちは神の子孫なのですから、神である方を、人間の技や考えで刻んだ金、銀、石などの像と同じものと考えてはなりません。

出典

(使徒言行録 17:22-29) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

パウロはアレオパゴスで、信仰深い人々に向けて語りました。「あなたがたは、知らずに拝む神々を持つ」と告げ、真の神の存在を示します。万物を創造した神は、手による神殿には住まず、全ての命を与える方です。私たちの存在は、この神によって創造されたものであり、彼の意図の下にあります。神は各民族に居住地を与え、季節を定めています。それらは人々が神を求め、見いだすための道を開くためです。私たちは神の中で生き、動き、存在し、その子孫なのです。したがって、神を人間の手による物と同じようには考えられません。私たちは彼の創造の一部であり、その神聖な存在に対して敬意を持つことが求められます。この聖句は、神の偉大さと私たち人間の位置付けを思い出させてくれます。神は遠くにいるのではなく、常に私たちの近くにおられるのです。自然の中で神をたたえ、彼の創造の素晴らしさを認識し、それに感謝を捧げることが私たちの使命です。神への信仰を深め、この地上で共に生きる全ての人々とその愛を分かち合いましょう。

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