主にゆだねる-ルツの信仰と絆に学ぶ
(ルツ記 1:15-18)
ナオミは言った。「御覧なさい、オルパは自分の民のもとに、自分の神のもとに帰って行きました。あなたも彼女の後を追って帰りなさい。」
しかしルツは言った。
「あなたを見捨て、あなたに背を向けて帰るなど
そんなひどいことをさせないでください。
あなたが行かれる所に私は行き
あなたがとどまる所に私はとどまります。
あなたの民は私の民
あなたの神は私の神です。
あなたが死なれる所で私は死に
そこに葬られたいのです。
死に別れでなく、私があなたと別れるならば
主が幾重にも私を罰してくださいますように。」
ナオミは、ルツが一緒に行くと決意を固めているのを見て、それ以上言うのはやめた。
(ルツ記 1:15-18) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
「あなたを見捨て、あなたに背を向けて帰るなど、そんなひどいことをさせないでください。」ルツのこの言葉は、深い忠誠心と愛を示しています。彼女はナオミの元を離れ、故郷へ帰ることを拒みました。なぜなら、彼女にとってナオミは単なる義母ではなく、信仰の伴侶であり、自らの運命を共にする存在だからです。
「あなたが行かれる所に私は行き、あなたがとどまる所に私はとどまります。」この言葉は、私たちが神との関係や、人との絆がどれほど大切であるかを教えてくれます。愛する者と共に歩むことこそが、私たちの信仰の道であることを示しています。ナオミの民を自分の民とし、ナオミの神を自分の神とすることは、信仰の決断であり、愛の証です。
「あなたが死なれる所で私は死に、そこに葬られたいのです。」ルツのこの決意は、死が彼女とナオミの関係を断つことはないという、確固たる思いを表現しています。信頼と愛に基づく結びつきは、世を超えたものでしょう。ルツ記は、信仰を持つ者の絆の強さと、困難な時にこそ愛が勝ることを教えています。
今日、私たちもルツのように、主にゆだね、愛する者との絆を大切にしながら歩んでいけるように、心がけていきたいものです。「主が幾重にも私を罰してくださいますように。」この言葉もまた、ナオミとの絆を守る決意の強さを示しています。私たち一人一人が、この信仰と献身を思い起こし、主と共に歩んで行くことができますように。