不安と希望の神に寄り添う言葉-聖書から学ぶ勇気と信頼
(詩編 3:1-9 [3:1-8])
賛歌。ダビデの詩。ダビデが息子アブシャロムから逃げたときに。
主よ、私の苦しみのなんと多いことでしょう。
多くの者が私に立ち向かい
多くの者が私の魂に言っています
「あの者に神の救いなどない」と。〔セラ
しかし主よ、あなたこそわが盾、わが栄光
私の頭を起こす方。
主に向かって声を上げれば
聖なる山から答えてくださる。〔セラ
私は身を横たえて眠り、目覚めます。
主が私を支えておられるから。
私は決して恐れません
私を取り囲む幾千万もの民を。
主よ、立ち上がってください。
わが神よ、私をお救いください。
あなたはすべての敵の顎を打ち
悪しき者の歯を砕かれる。
救いは主のもの。
あなたの民の上に祝福を。〔セラ
(詩編 3:1-9 [3:1-8]) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
不安に包まれる時、私たちは誰でも心の中に葛藤を抱えます。詩編の中でダビデは、息子アブシャロムから逃げる中で、苦しみと恐れを訴えています。しかし、彼はその苦しい状況の中でも、神への信頼を失うことはありません。主よ、私の苦しみのなんと多いことでしょうと告白しつつも、すぐに続けてこう言います。「あなたこそわが盾、わが栄光、私の頭を起こす方」と。
私たちも、日々の生活の中で様々な人々や状況から不安を感じることがあります。他者が「神の救いなどない」と囁く中でも、私たちには神の声があります。主に向かって声を上げることで、私たちは聖なる山からの答えを得ることができるのです。ダビデは、その確信から「私は決して恐れません」と力強く宣言します。その背後には、主が私を支えてくださるという信頼があります。
私たちの周りが厳しい時でも、神は私たちを見守り、私をお救いくださると信じることが大切です。神が立ち上がり、敵の顎を打ち、悪しき者の歯を砕いてくださるからです。私たちは、どんなに多くの民に取り囲まれたとしても、決して恐れる必要はありません。救いは主のものであり、彼の祝福はあなたの上に必ずあります。苦しみの中でも、この聖句を心に留め、神の愛と励ましを感じて歩んでいきましょう。