神の恵みと愛:永遠の命のパンの教え
(詩編 78:12-31)
エジプトの地、ツォアンの野で
神は先祖の前に奇しき業を行った。
海を分けて彼らを渡らせ
水を立ち上げて壁のようにした。
昼は雲をもって
夜は夜ごとに火の光をもって彼らを導いた。
荒れ野では、大岩を割り
深い淵のように豊かな水を飲ませた。
岩から流れを引き出し
大河のように水を下らせた。
しかし彼らは神に向かって罪を重ね
砂漠でいと高き方に逆らった。
己の欲のために食べ物を求め
心の内に神を試み
神に逆らって言った。
「荒れ野で食卓を整えることが神にできるだろうか。
神が大岩を打つと
水がほとばしり、豊かな流れとなった。
だが、神はパンをも与えることができるだろうか。
民に肉をあてがうことができるだろうか。」
主はこれを聞いて憤った。
火がヤコブに向かって燃え上がり
怒りがイスラエルに向かって立ち上がった。
彼らが神を信じず
その救いを頼みとしなかったからだ。
しかし、神は上から雲に命じて
天の扉を開き
彼らの上にマナを降らせて食べさせ
天の穀物を彼らに与えた。
人は皆、天の使いのパンを食べた。
神は満ち足りるまで糧を送った。
神は天から東風を放ち
力をもって南風を起こした。
彼らの上に肉を塵のように
翼ある鳥を海の砂のように降らせ
その宿営の中に
幕屋の周りに落とした。
彼らは食べ、満ち足りた。
神は彼らの欲望を満たした。
彼らが欲望から離れず
食べ物がなお口の中にあるうちに
神の怒りが燃え上がり
彼らのうちのたくましい者たちを殺し
イスラエルの若者たちを打ち倒した。
(詩編 78:12-31) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
エジプトの地において、神は奇しき業を行い、先祖たちを導かれました。彼らは海を渡り、雲と火の光によって日々の道を照らされました。しかし、神の恵みを忘れ、心の内に疑いを抱く者たちがいたのです。「荒れ野で食卓を整えることが神にできるだろうか」と、その者たちは言いました。主は心ゆくまでの供え物を与え、天の糧を降らせました。そこで、人々はマナを食べ、豊かなる恵みに満ちました。彼らが欲望を満たされたとき、神はその心を見逃さず、怒りが燃え上がりました。
この聖句は、私たちに深い教訓を与えています。神は常に私たちを養い、導いてくださる存在です。私たちはその恵みに感謝し、信仰を失ってはいけません。多くの人々が神の愛を試し、疑いを抱くことがあります。しかし、それこそが神の怒りを招く原因にもなり得るのです。信仰をもって、神の導きに従い、日々を過ごすことが求められます。
私たちは自らの欲望に溺れることなく、神からの恵みである「永遠の命のパン」をいただくことを忘れないようにしましょう。神はただ私たちの肉体を満たすためだけでなく、心の渇きをも癒やすために存在します。私たちの信仰によって、日々新たな恵みに感謝し、ゆだねていきましょう。主は私たちを豊かにし、満ち足りる人生を与えてくださるのです。