信仰に根ざす過越のいけにえ–聖書のメッセージ

(出エジプト記 12:21-27)

原文

そこで、モーセはイスラエルの長老たちを皆呼び寄せて言った。「行って、家族ごとに自分たちの羊を選び、過越のいけにえとして屠りなさい。

そして、ヒソプを一束取り、平鉢に入れた血に浸して、平鉢の血の一部を入り口の鴨居と二本の柱に付けなさい。朝まで誰も家の出入り口を出てはならない。

主は、エジプト人を打つために行き巡るとき、入り口の鴨居と二本の柱の上にある血を目にされると、その出入り口を過ぎ越され、滅ぼす者があなたがたの家に入って、打つことがないようにされる。

あなたがたは、自分とその子孫のための掟として、このことをとこしえに守らなければならない。

主が語られたとおり、あなたがたに与えられる地に入ったとき、この儀式を守らなければならない。

子どもたちが、『この儀式の意味は何ですか』と尋ねるときは、

こう言いなさい。『それは主の過越のいけにえである。主がエジプトの地で、エジプト人を打たれたとき、イスラエルの人々の家を過ぎ越され、私たちの家を救われた。それで、民はひざまずき、ひれ伏すのである。』」

出典

(出エジプト記 12:21-27) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

モーセがイスラエルの長老たちに告げた言葉は、信仰の生活における重要な教訓を示しています。「家族ごとに自分たちの羊を選び、過越のいけにえとして屠りなさい」との指示は、ただの儀式ではなく、神との強い約束を意味します。ヒソプを使い、血を入り口に塗る行為は、神の守りを求める信仰の表れであり、過越しの意義を感じる重要な瞬間です。

「朝まで誰も家の出入り口を出てはならない」という警告は、信仰に従う姿勢を示しています。主は、自らの信じる神が動かされる瞬間に、危険から守られることを約束されました。「滅ぼす者があなたがたの家に入って、打つことがないようにされる」との確約は、信仰の力によって私たちが救われることを教えています。

この儀式は、ただ過去の出来事として終わるものではなく、「あなたがたは、自分とその子孫のための掟として、このことをとこしえに守らなければならない」との言葉に示されるように、未来へとつながる教訓です。子どもたちが「この儀式の意味は何ですか」と尋ねる時には、私たちもまた、彼らに信仰の物語を語り継ぐ責任があります。「それは主の過越のいけにえである」との説明を通じて、神の恵みと救いの計画を理解してもらうのです。

私たちの信仰は、この過越のいけにえのように、神が私たちを守り、導いてくださることへの感謝と敬虔な思いを持つことにあります。私たちもまた、神の言葉に従い、信仰を実践していく者とならなければなりません。過越のいけにえは、信仰の生活の中で常に思い起こさなければならない大切な聖句です。

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