主のいましめと神の約束

(ガラテヤの信徒への手紙 3:15-20)

原文

きょうだいたち、人間を例にとって話しましょう。人間の契約でさえ、法的に有効となったら、誰も無効にしたり、それに追加したりできません。

さて、アブラハムとその子孫に対して約束が告げられましたが、その際、多くの人を指して「子孫たちとに」とは言われず、一人の人を指して「あなたの子孫とに」と言われています。この子孫とは、キリストのことです。

私が言いたいのは、こうです。神があらかじめ有効なものとされた契約が、それから四百三十年後にできた律法によって破棄され、その約束が無効になることはないということです。

もし相続が律法によってなされるのなら、それはもはや、約束によるものではありません。しかし神は、約束によってアブラハムに相続の恵みをお与えになったのです。

では、律法とは何でしょうか。律法は、約束を受けた子孫が来られるときまで、違反を明らかにするために付け加えられ、また、天使たちを通し、仲介者の手を経て制定されたものにすぎません。

仲介者というものは、一人で事を行う場合には要りません。約束については、神はひとりで事を運ばれたのです。

出典

(ガラテヤの信徒への手紙 3:15-20) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

兄弟たちよ、我々は人の契約を例にとって考えてみましょう。人の合意が法的に成立したならば、誰もそれを無効にしたり、何かを追加したりすることはできません。あなた方の心に深く留めておいてほしいことがあります。アブラハムには神から特別な約束が与えられ、その子孫について語られました。その際、多くの者に向けた「子孫たち」とは言われず、一人の者、「あなたの子孫」として、キリストを指し示しているのです。

ここで強調したいのは、神が前もって有効と認めた契約が、後の律法によって破棄されることは決してないということです。もしも相続が律法によって実現されるのであれば、それはもはや約束のものではありません。神は約束に基づいて、アブラハムに相続の恵みを賜ったのです。この約束の意義は非常に大きく、我々もその恵みを受け継ぐ者として認められています。

律法は何のために与えられたのでしょうか。それは、約束を受けた子孫、つまりキリストが来られるまでの間、違反を明らかにするためにあったのです。この律法は天使たちを通して仲介者によって制定されましたが、仲介者が必要となるのは複数の者が関与する場合だけです。約束に関しては、神は一人で運ばれました。これは神の絶対的な誠実さと信頼性を示しています。私たちもこの神の約束に信頼し、真実なる道を歩み続けるようにともに励まし合いましょう。

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