万軍の主の言葉と私たちの歩み

(ハガイ書 1:3-11)

原文

主の言葉が、預言者ハガイを通して臨んだ。

「この神殿が廃虚となっているのに

あなたがたが板張りの家に住む時であろうか。

今、万軍の主はこう言われる。

あなたがたは自らの歩みに心を留めよ。

たとえ種を多く蒔いたとしても

取り入れは少ない。

食べても、満足することなく

飲んでも、酔うことがない。

衣服を着ても、暖まることなく

どれほど稼いでも

穴の空いた袋に金を入れるようなものだ。

万軍の主はこう言われる。

あなたがたは自らの歩みに心を留めよ。

山に登り、木を切り出して、神殿を建てよ。

私はそれを喜び、栄光を現す――主は言われる。

あなたがたは多くの収穫を期待したが

それは僅かであった。

あなたがたが家へ持ち帰ると

私はそれを吹き飛ばした。

それはなぜなのか――万軍の主の仰せ。

それは、私の神殿が廃虚のままであるのに

あなたがたが、それぞれ自分の家のために

走り回っているからだ。

それゆえ、あなたがたの上に

天は露を降らせず

地は実りをもたらさなくなった。

私は旱魃を呼び寄せた

大地と山々と穀物の上に

新しいぶどう酒と新しいオリーブ油の上に

土地が産み出すものの上に

また人と家畜と手によるすべての産物の上に。」

出典

(ハガイ書 1:3-11) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

万軍の主が預言者ハガイを通して語られた言葉は、私たちの心深くに響きます。神殿が廃虚のままとなっている中で、私たちがどれだけ自分の家に心を奪われていても、満足は得られないと警告されています。聖書には、「自らの歩みに心を留めよ」というメッセージが繰り返されます(ハガイ書 1:5)。

私たちは日々、生活のために懸命に働きますが、肝心の神殿、すなわち私たちの信仰や霊的な土台が疎かになっていては、本当の豊かさには辿り着けません。手がけた事柄が期待通りに実を結ばないのは、神への奉仕を後回しにしているからではないでしょうか。

神は「山に登り、木を切り出して、神殿を建てよ」と命じておられます。これは、私たちが自分自身と向き合い、神の意志を第一に考える生き方を求められていることを示しています。私たちの心が神に向けられ、この神殿が建てられるとき、真の栄光が現れるのです。

私たちは多くを期待しながらも、少ししか得られないことがあるかもしれません。それは、私たちが神の目から見た優先順位を誤っているためかもしれません。日常の雑事に追われることなく、神の臨在を求め、神殿を建て直すことにエネルギーを使いましょう。神は、すべての収穫をもたらされるお方です。私たちもまた、主に仕えることを忘れず、感謝をもって日々を歩んでいきたいものです。

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