未婚の人たちについては、私は主の命令を受けていませんが、主の憐れみによって信任を受けた者として、意見を述べます。
現在迫っている危機のゆえに、人は現状にとどまっているのがよいと思います。
妻と結ばれているのなら、それを解こうとしてはいけません。妻と結ばれていないなら、妻を求めてはいけません。
しかし、あなたが結婚しても、罪を犯すわけではなく、おとめが結婚しても、罪を犯すわけではありません。ただ、結婚する人たちはその身に苦労を負うことになるでしょう。私は、あなたがたのためを思って言っているのです。
きょうだいたち、私がこう言うのは、時が縮まっているからです。これからは、妻のある人はない人のように、
泣く人は泣かない人のように、喜ぶ人は喜ばない人のように、物を買う人は持たない人のように、
この世を利用する人は利用しない人のようになりなさい。この世の有様は過ぎ去るからです。
私は、あなたがたに思い煩わないでいてほしいのです。独身の男は、どうすれば主に喜ばれるかと、主のことに心を遣いますが、
結婚している男は、どうすれば妻に喜ばれるかと世のことに心を遣い、
心が分かれてしまいます。独身の女やおとめは、体も霊も聖なる者になろうとして、主のことに心を遣いますが、結婚している女は、どうすれば夫に喜ばれるかと、世のことに心を遣います。
このように私が言うのは、あなたがたの益のためであって、あなたがたを束縛するためではありません。むしろ、あなたがたが品位を保ち、ひたすら主に仕えるようになるためなのです。
もし、ある人が、婚期に達しているおとめに対して、そのままではふさわしくないと思い、また、やむをえないならば、望みどおりにしなさい。罪を犯すことにはなりません。結婚すべきです。
しかし、彼がしっかりとした心を持ち、無理をしないで自分の思いを制することができ、相手のおとめをそのままにしておこうと心の中で決めたなら、そうしたらよいでしょう。
ですから、相手のおとめと結婚することは差し支えありませんが、結婚しないほうがもっとよいのです。
妻は、夫が生きている間は結ばれていますが、夫が死ねば、望む人と再婚してもかまいません。ただし、相手は主にある人に限ります。
しかし、私の考えによれば、そのままでいるほうがずっと幸せです。私も神の霊を受けていると思います。