「今、私は心騒ぐ。何と言おうか。『父よ、私をこの時から救ってください』と言おうか。しかし、私はまさにこの時のために来たの

「今、私は心騒ぐ。何と言おうか。『父よ、私をこの時から救ってください』と言おうか。しかし、私はまさにこの時のために来たのだ。 父よ、御名の栄光を現してください。」すると、天から声が聞こえた。「私はすでに栄光を現した。再び栄光を現そう。」 そばにいた群衆は、これを聞いて、「雷が鳴った」と言い、ほかの者たちは「天使がこの人に話しかけたのだ」と言った。 イエスは答えて言われた。「この声が聞こえたのは、私のためではなく、あなたがたのためだ。 今こそ、この世が裁かれる時。今こそ、この世の支配者が追放される。 私は地から上げられるとき、すべての人を自分のもとに引き寄せよう。」 イエスは、ご自分がどのような死を遂げるかを示そうとして、こう言われたのである。 すると、群衆は言葉を返した。「私たちは律法によって、メシアはいつまでもおられると聞いていました。それなのにあなたは、人の子は上げられなければならない、とどうして言われるのですか。その『人の子』とは誰のことですか。」 イエスは言われた。「光は、今しばらく、あなたがたの間にある。闇に捕らえられることがないように、光のあるうちに歩きなさい。闇の中を歩く者は、自分がどこへ行くのか分からない。 光の子となるために、光のあるうちに、光を信じなさい。」

アハブはすべてのイスラエルの人々に使いをやり、預言者たちをカルメル山に集めた。

エリヤはすべての民に近づいて言った。「

アハブはすべてのイスラエルの人々に使いをやり、預言者たちをカルメル山に集めた。 エリヤはすべての民に近づいて言った。「あなたがたは、いつまでどっちつかずに迷っているのか。もし主が神であるなら、主に従いなさい。もしバアルが神であるならバアルに従いなさい。」だが民は、一言も答えなかった。 エリヤはさらに民に言った。「主の預言者としては、ただ私だけが一人残った。それに対し、バアルの預言者は四百五十人もいる。 雄牛二頭を連れて来なさい。一頭の雄牛を彼らに選ばせ、それを切り裂いて薪の上に載せ、火はつけずにおかせなさい。私も、もう一頭の雄牛を同じようにし、薪の上に載せ、火をつけずにおく。 それから、あなたがたは、自分の神の名を呼び、私は主の名を呼ぶことにしよう。火をもって答える神があれば、それが神である。」民は皆、「それがいい」と答えた。 エリヤはバアルの預言者たちに言った。「あなたがたは大勢だから、まずあなたがたが一頭の雄牛を選んで準備し、あなたがたの神の名を呼びなさい。ただし、火をつけてはならない。」 彼らは与えられた雄牛を引いて来て整え、朝から昼まで、「バアルよ、私たちに答えてください」と言ってバアルの名を呼んだ。しかし、何の声もなく、答える者はいなかった。彼らは自分たちの造った祭壇の周りを跳び回った。 昼になり、エリヤは彼らを嘲って言った。「大声で叫ぶがいい。バアルは神なのだから。瞑想しているか、それとも用を足しているか、旅にでも出ているのか。ひょっとすると、彼は眠っているので、目を覚まさないといけないだろう。」 彼らは大声を張り上げ、自分たちの習わしに従って、剣や槍で身を傷つけ、血を流すまでに至った。 このようにして、真昼が過ぎて、供え物を献げる頃になるまで彼らはわめき叫んだが、何の声もなく、答える者もなく、何の反応もなかった。 エリヤがすべての民に、「近くに来なさい」と言うと、民は皆彼の近くにやって来た。そこで彼は、壊された主の祭壇を修復した。 エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルとなる」と告げられたヤコブの子らの部族の数に従って、十二の石を取り、 それらの石を用いて、主の名によって祭壇を築き、祭壇の周囲に二セアの種が入るほどの溝を掘った。 それから薪を並べ、雄牛を切り裂いて、薪の上に載せ、 「四つのかめに水をいっぱいにして、焼き尽くすいけにえと薪の上に注ぎなさい」と命じた。彼が、「もう一度」と言うと、彼らはもう一度そうした。さらに、「三度目を」と言うと、彼らは三度目も同じようにした。 水は祭壇の周りに流れ出し、溝にも満ちた。 供え物を献げる頃になると、預言者エリヤは近くに来て言った。「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。あなたがイスラエルの神であり、私があなたの僕であるということ、またあなたの言葉によって、私がこれらすべてのことを行ったということが、今日、明らかになりますように。 お答えください、主よ、お答えください。そうすればこの民は、主よ、あなたが神であり、彼らの心を元に戻したのがあなたであることを知るでしょう。」 すると、主の火が降って、焼き尽くすいけにえや薪、石や塵を焼き尽くし、溝の水をなめ尽くした。 これを見た民は皆その前にひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です」と言った。

祈り。神の人モーセの詩。

わが主よ、あなたは代々に我らの住まい。

山々がまだ生まれず

あなたが地と世界を生み出され

祈り。神の人モーセの詩。 わが主よ、あなたは代々に我らの住まい。 山々がまだ生まれず あなたが地と世界を生み出される前から いにしえからとこしえまであなたは神。 「人の子らよ、帰れ」とあなたは言い 人を塵に帰らせる。 まことに、あなたの目には 千年といえど過ぎ去った一日のよう。 夜回りの一時にすぎない。 あなたは人を死の眠りに落とされる。 人は朝に萌え出づる草のよう。 朝には咲き誇り、なお萌え出づるが 夕べにはしおれ、枯れ果てる。 あなたの怒りに私たちは消え入り あなたの憤りに恐れおののく。 あなたは私たちの過ちを御前に 隠れた行いを御顔の光にあらわにされる。 私たちの日々はあなたの激しい怒りに ことごとく過ぎ去り 私たちは吐息のように年月を終える。 私たちのよわいは七十年 健やかであっても八十年。 誇れるものは労苦と災い。 瞬く間に時は過ぎ去り、私たちは飛び去る。 あなたの怒りの力を誰が知りえよう。 あなたを畏れるほどに その激しい怒りを知っていようか。 残りの日々を数えるすべを教え 知恵ある心を私たちに与えてください。 主よ、帰って来てください。いつまでなのですか。 あなたの僕らを憐れんでください。 朝には、あなたの慈しみに満たされ すべての日々を楽しみ、喜ぶことができますように。 あなたが私たちを苦しめた日々と 私たちが災いを見た歳月に応じて 私たちを喜ばせてください。 あなたの業があなたの僕らに 輝きがその子らに現れますように。 我らの神、わが主の麗しさが 私たちの上にありますように。 私たちの手の働きを 私たちの上に確かなものにしてください。 私たちの手の働きを力あるものにしてください。

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