ヨセフの兄弟は父が亡くなったので、ヨセフが自分たちを恨み、昔ヨセフにしたすべての悪に仕返しをするのではないかと思った。
そこで、人を介してヨセフに伝えた。「父は亡くなる前に、こう命じていました。
『ヨセフにこう言いなさい。確かに兄弟はお前に悪いことをした。だがどうかその背きの罪を赦してやってほしい。』それでどうか今、あなたの父の神に仕える僕どもの背きの罪を赦してください。」この言葉を聞いてヨセフは泣いた。
やがて、兄弟もやって来て、ヨセフの前にひれ伏して言った。「このとおり、私たちはあなたの僕です。」
ヨセフは言った。「心配することはありません。私が神に代わることができましょうか。
あなたがたは私に悪を企てましたが、神はそれを善に変え、多くの民の命を救うために、今日のようにしてくださったのです。
ですからどうか心配しないでください。あなたがたと幼い子どもは私が養いましょう。」ヨセフは兄弟を慰め、優しく語りかけた。