イエスは弟子たちに言われた。「だから、言っておく。命のことで何を食べようか、体のことで何を着ようかと、思い煩うな。
命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切だ。
烏のことを考えてみなさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、納屋も倉も持たない。だが、神は烏を養ってくださる。まして、あなたがたは、鳥よりもどれほど優れた者であることか。
あなたがたのうちの誰が、思い煩ったからといって、寿命を僅かでも延ばすことができようか。
こんな小さなことさえできないのに、なぜ、ほかのことまで思い煩うのか。
野の花がどのように育つのかを考えてみなさい。働きもせず紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
今日は野にあって、明日は炉に投げ込まれる草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことである。信仰の薄い者たちよ。
だから、何を食べようか、何を飲もうかとあくせくするな。また、思い悩むな。
それはみな、世の異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの父は、これらのものがあなたがたに必要なことをご存じである。
ただ、神の国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられる。
小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる。
自分の財産を売って施しなさい。古びることのない財布を作り、尽きることのない宝を天に積みなさい。そこは、盗人も近寄らず、虫も食い荒らさない。
あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるのだ。」